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日々食べ物のお話

〝農家酒屋〟始まりました

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〝風の森〟  飲み比べセット   

  が届きました。

 

〝風の森〟奈良で有名なお酒です。

日本酒のお好きな方はご存知では。

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精米歩合8割と

ゆっくりと圧をかけて絞ったお酒…2種

酒粕とおちょこ2個付きです。

 

 

     〝食の乱反射〟

(奈良県五條市の農業生産者の集まり)

 でお世話になっている

  杉浦農園 さんが

自分で作ったお米〝秋津穂〟で

お酒を作って杉浦さん自身が販売されてます。

もちろんお酒を作ったのは

 風の森の 油長酒造  さんです。

 

農家がお米を作って、お酒を販売をする

新しい形態〝農家酒屋〟の仕組みを立ち上げられました。 

売る事で得た資金を里山保全とより良いお米作りに繋げる…

一歩進んだ農業です。

 

 

少し面倒なお話を少し…

お米を作る農家にとって〝流通価格米〟と言う制度は果たして正解なのか。

自分で売値をつけられないお米…

自分の農地にあったお米の品種を選べない

不自由な施作。

農業の後継者不足や高齢化による里山の荒廃

名ばかりの農政保護のツケ…自立できない農業

今の第一次産業は衰退に向かっています。

 

私はお菓子や料理を作るなかで

農産物の6次化と言うカテゴリーで

生産者さんと知り合う事になりました。

農家さんから農産物を使った商品開発を依頼される事もしばしば…

 

余った農産物を商品化したい。

少しでも現金化したい。

後継者に繋ぎたい…

農家の6次化をしたい理由は様々です。

しかしながら

6次化には投資が必要です。

何しろ商品を作らなければならないのですから。

でも、杉浦農園さんはこの作る事を酒造メーカーに託し、作って売る工程を自分でするシステムを作られました。

1番リスクの少ない方法です。

お米とお酒と言うどちらも長期保存の可能な原料と商品だから出来た事でもありますが、

農家も酒造メーカーも付加価値をあげる事に

力がかけられます。

 

昔から〝餅は餅屋〟と言います。

農家は農産物を作る。

酒屋はお酒を作る。

だけど

農家が酒米をつくり、酒をつくり、宣伝し、運送し販売する事は難しいと思いませんか?

ワンオペ6次化で〝御殿〟は立たないのです。

でも6次化と言う言葉に振り回される農家さんのなんと多い事でしょうか。

 

〝農家酒屋〟

これが続く事を祈っています。

 

 

 

日本酒が苦手でお酒の事も詳しく無いのですが🤣🤣

発泡した日本酒をスパークリングワインのように頂きました。

くいくいと飲めてしまうので家人と2人であっという間に1本…

美味しかったです😋😋😋😋

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もつ鍋にも合います👍

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お酒に合わせたのは

ばあく豚🐽のスライスをシンプルに塩と

飲み比べセットの中の酒粕でサッと

酒粕味噌漬け〟にして

卓上グリルで炙っていただきました。

酒粕は他にお菓子にも使えそうです。

 

 

今日は奈良の美味しいものを食べて

大満足でした。

 

 

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