チェリーボンボン🍒
今頃?と言われそうですが。
手間と時間がかかるので
チェリーの瓶を横目で見ながら
目をつぶっていました。
やっと重い腰をあげたところ
4月が限界かな。
乾燥と気温が決めて。
1つ目のチェリーは
出てくるリキュールにビックリして
毎回こぼしてしまう
2つ目のチェリーは
上手にチョコとリキュールをかじって
3つ目は…リキュールで酔いがまわりそうです。
グラスにはチェリーを
つけていたキルシュ
深いルビー色が美しいです。
これは飲むのでは無く
もうすぐ出てくるアメリカンチェリーとチョコレートの焼き菓子に使います。
季節はどんどん進んでいます。
今年ももうすぐチェリーの季節がやって来ます。
覚えがき
(国産サワーチェリーがベスト)
*枝がしっかりしたもの。枝の分かれ目の部分はカットする
※よく洗い乾かしてキルシュにつける。
リキュールはアルコール度数40%以上の蒸留酒でお好みのものを。
一緒にグラニュー糖を入れる場合と入れない場合がある。好みによるがサワーチェリーの場合は酸味が強いのでサワーチェリーの重量20〜30%のグラニュー糖を加えて漬け込む。
今回はアメリカンチェリーだかグラニュー糖を入れたのと入れない場合を試したが味は好みの範ちゅうかなと思う。
グラニュー糖を入れると漬け込んだリキュールの色が美しい。
◯作る場合チェリーを取り出しクッキングペーパーが網の上に取り出し乾かす。
○フォンダン
グラニュー糖 150g
水飴 35g
水 45g
①全てを鍋に入れて114〜117℃まで温度をあげる。
②ステンレス台や大理石などの平なところにゆっくり流して45℃まで下がるまで放置する
③木べらでゴシゴシ混ぜてぼろぼろと塊がでてきたら、手でひとまとめにして台に押し付けるように伸ばして集めるを繰り返す。
ひとまとまりになりなめらかになったら
ラップで包んで一晩常温に置く。
④電子レンジに③をかけて40℃位に温める
⑤④に漬け込んだリキュールを加え
コーティングできる硬さに調整する
シャバシャバにならないよう、少し硬めのフォンダンにし温度で調整する。
あまり柔らかいフォンダンにすると乾く前に
チェリーからズリ落ちてしまう。
フォンダンはチェリー全体につけない。枝の下1/3位はつけないよう残す。
⑤フォンダンが固まったら
(数時間経っても乾かないのは柔らかすぎ)
テンパリングしたチョコレートを1センチ程の円形に絞りその上にチェリーを乗せていく。
すぐ固まるので
再び枝まで被るくらいまでチョコレートにつけて乾かす。
*チョコレートはたくさん用意すること
40粒から50粒なら400g以上のチョコレートが必要。最後チョコレートが少なくなると
ブルーミングが起こりやすい。
*チョコレートは好みですが70%以上より50〜60%までのスイートが食べやすいと思う。
⑥出来上がったボンボンは2週間から3週間程は室温20℃前後に置いておく。
(冷蔵庫保存なら熟成はもっと時間がかかる)
チェリーのリキュールとフォンダンが溶け合ってシロップになり熟成が進む。
途中、チョコレートが薄い部分からシロップが出てくる場合があるが、少量なら綿棒で拭き取る。大量にシロップが出てきたら失敗。
食べてしまいましょう。
時間がある....
ただいまレッスンやイベントは全てお休みです。
オーダーのみ受付させて頂いています。
メニューのやり直しやフルーツの仕込みに時間をかけていこうと思います。